探究学習の必要性
VUCA※ の時代に入り、「絶対解」となる答えのない社会が到来しました。 それに伴い、実社会で求められる能力も変化してきており、教育の現場においても、答えが多様である教育の必要性が高まってきています。 それらの能力を鍛えるためには、与えられた問題や既にある問題を、早く・正確に解くことの力以外に、
次々と仮説を立てて、試していく力を育むプログラムが必要です。 ここ数年「探究学習」というワードと共に、様々な取り組みをされている学校が増えてきましたが、
何を学びのゴール設定としているのかが不明瞭なケースや、教科学習の延長のケース、
調べた事をプレゼンテーションをして終わりにするケースが多いと感じています。 本プログラムは、まずは触って学んでから、考えて知る新しい学びへ!
「知る」で終わりにならない、「考える」「分析する」「解決する」を学びの中心に据えたプログラムとなっています。
座学とハンズオン、フィールドワークの「インプット」と「アウトプット」を交えた学びによって、
「課題解決型」から「問題解決型」の能動的に学ぶプログラムを用意しました。 「MIGAKU」は、「未学」の分野を、「磨く」楽しみとともに、思考と学びを深めます。 「MIGAKU」の世界へようこそ!
※VUCA=Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のこと
特徴
「教科横断型の学習カリキュラム」
+
「答えを教えない学び」
+
「問題解決プログラム」
体験してから、考え、知る。子どもたちが、失敗を怖がらずにトライ&エラーを続けて学びを深めるプログラムです
“指導者” ではなく
“ファシリテーター”
探究学習プログラム
4つのプログラムを用意しました。 Google Earth Engineを使って
地球規模の課題を考える「衛星画像解析」、
エネルギーの生産から消費までを体感する「エコ電」、宇宙線を測定し分析する「宇宙線」、
そして、音を可視化して分析する「音」。 多様なテーマで手を動かして
体験しながら考える探求学習です。
対談
探究学習の素材となりうるテーマについて、
各分野の専門家の方々とのインタビュー対談。
多岐にわたるテーマのトレンドを知り、
その課題と未来について掘り下げます。
隔月更新でさまざまな分野を取り上げます。
対談5
ソニーグループ株式会社R&Dセンター
平井基介さん
ソニーグループ株式会社 R&Dセンターで、ディスプレイのエンジニアとして活躍されている平井基介さんが、ディスプレイ技術の変遷と現状に触れながら、工学分野はもちろん今後に必要な、世代や分野、地域を超えてつながる力、「共創」の重要性をお話しします。
対談4
惑星科学者/元・JAXA広報部
寺薗淳也さん
惑星科学者/元・JAXA広報部の寺薗淳也さんが、JAXAでの「はやぶさ」プロジェクトにおけるご経験も含め、自分のやりたいことに対し柔軟に変化をしながら、不確実なものに対して常に頭を回して向き合っていく重要性をお話しします。
対談3
MIT認定マスタートレーナー
石原正雄さん
MIT認定マスタートレーナーでもある石原正雄氏が、STEM教育のあるべき姿とこれからの時代にも求められる本質的基礎力、 コンピューテーションの考え方についてお話しします。
対談2
Paul scherrer institute PSI fellow
田中香津生さん
Paul scherrer institute PSI fellow 田中香津生さんが、素粒子研究者の立場から、研究を取り巻く環境と、これからの社会で求められる力についてお話しします。
対談1
国立環境研究所 江守正多さん
国立環境研究所 地球環境センター 副センター長の江守正多氏が、気候変動の問題解決に取り巻く現状と未来、我々がどのように考えていくべきかについて語ります。