学習プログラム
Contents
探究学習のテーマとして、
4つのコンテンツを用意しました。 多様なテーマで手を動かして
体験しながら考える探究学習です。
4つのコンテンツを用意しました。 多様なテーマで手を動かして
体験しながら考える探究学習です。
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Program 001
衛星画像解析
Google Earth Engine(GEE)を使った
「SDGs×プログラミング×探究」の総合学習
Program 002
エコ電
エネルギーの発電・変電・蓄電・消費を一度に学ぶ、
体感型総合学習
Program 003
宇宙線
簡易宇宙線検出器を使って、宇宙線の降ってくる
頻度や角度などのデータ解析
Program 004
音
ブラウザで動くスペクトルアナライザで、
自分の声や楽器演奏の特徴を分析
Program 001
衛星画像解析
Scene Analysis
「地球規模の課題」を、
身近な自分事にする
Google Earth Engine(GEE)を使った
「SDGs×プログラミング×探究」の総合学習
本当に氷河は減っているの?森林減少は起きている?大気の二酸化炭素濃度はどう変化しているの?
Google Earthのクラウドデータを使い、JavaScriptを使ったプログラミング学習をしながら、地域と時代を自由に行き来することで、地球規模の問題と身近な問題を発見し、繋がりを理解しながら問題を解決するための学びを行います。
テーマ例
経済圏の拡大と気候変動を考える
STEP 1.
二酸化炭素濃度と夜間光のデータをGEEで表示して関連を調べる
仮説を立てる
データを選ぶ
STEP 2.
夜間光が多くみられる地域では、二酸化炭素排出が多い可能性がある
夜間光が多くみられる地域と
GDPの高い国、地域を見比べる
原因・結果を考える
STEP 3.
経済的な成長をしている国ほど二酸化炭素排出量が大きい
しかし、先進国が開発をやめれば途上国の雇用機会も減る可能性がある
解決策を考える
Program 002
エコ電
Eco-Den
「エネルギー」の生産から消費までを、
自分たちで体感してみよう!
エネルギーの発電・変電・蓄電・消費を
一度に学ぶ、体感型総合学習
普段使用している電気ですが、発電や変電のことを意識せずに使っています。電気の仕組みや発電の難しさ、蓄電するまでの技術、そして貯めることの難しさなど、エネルギーの重要性が高くなる社会において、実験を通して原理を学びながら、エネルギーを作ることの楽しさとエネルギーを作ることの難しさを体感するプログラムです。
テーマ例
エネルギーを作り、消費してみよう
STEP 1.
太陽からエネルギーを得るために、発電機を製作し、チームごとに工夫しながら、エネルギーの蓄電をグループワークで行う
データを集める
STEP 2.
身近な電気エネルギーの消費量や生産量をリサーチすることで、エネルギーについて考える
データを集める
仮説を立てる
STEP 3.
物理で学んできた知識を使って、抵抗・直流・交流・電流・電圧などの仕組みを学ぶ
ペルチェ素子を使った発電の拡張方法を学ぶ
解決策を考える
Program 003
宇宙線
Cosmic Ray
宇宙から降ってくる素粒子
「宇宙線」を観測しよう
簡易宇宙線検出器を使って、
宇宙線の降ってくる頻度や角度などの
データ解析
宇宙線は宇宙空間を飛び交っている素粒子で、私たちの地球にもたくさん降り注いでいます。この宇宙線は目に見えないので普段気にすることはありませんが、これを測定することで宇宙の神秘の研究を行ったり、近年では宇宙線を応用してピラミッド等の内部構造を透視するなどが行われています。このプログラムでは手のひらサイズの宇宙線検出器を使って、目に見えない素粒子をどのようにして測りその性質を分析するかという事に取り組みます。半導体検出器やプログラミングを駆使して直接観察できないものの性質をどのように測定するかというサイエンスで大事なスキルを学べます。
テーマ例
宇宙から降ってくる素粒子「宇宙線」を観測しよう
STEP 1.
宇宙線観測の練習として、各階で宇宙線の到来頻度がどれぐらい違うかを調べグループごとに比較する
データを集める
STEP 2.
クラウド上でデータ解析することで、宇宙線到来の時間変動やエネルギー等を分析する
データを解析、分析する
STEP 3.
自分なりに仮説を立てて、工夫を行った探究を行う
仮説を立て、さらに深める
Program 004
音
Sound
自分の声や演奏を可視化しよう
ブラウザで動くスペクトルアナライザで、自分の声や楽器演奏の特徴を分析
理科の音の単元では三要素として音の高さ・大きさ・音色を学習しますが、このうち音色はほとんど授業で扱われることはありません。そこでこのプログラムではスペクトルという形で可視化をすると音色の特徴を捉え、声や演奏の分析等様々な形で探究を行います。このような身近な音を分析することで様々なところにサイエンスが潜んでいるということに気づくことができ、生物(声帯や体の特徴)、音楽(楽器の奏法)や語学(英語の発音練習)にもサイエンスの探究が生かされるということを学ぶことができます。
テーマ例
自分の声や演奏を可視化しよう
STEP 1.
自分の声のスペクトルを観察して母音「あいうえお」のそれぞれの特徴を調べ、スペクトルから母音を当てる
データを集める
STEP 2.
クラス内でとられた声のスペクトルから男女や様々な属性による違いを分析する
データを解析、分析する
STEP 3.
英語の発音や楽器演奏の向上等自分のテーマに対してスペクトル分析を活用する
仮説を立て、現実に応用する