子どもたちの探究を
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探究学習の必要性

Concept
グローバル化、技術革新、地球環境の変化、人口縮小など、
VUCA の時代に入り、「絶対解」となる答えのない社会が到来しました。

それに伴い、実社会で求められる能力も変化してきており、教育の現場においても、答えが多様である教育の必要性が高まってきています。

それらの能力を鍛えるためには、与えられた問題や既にある問題を、早く・正確に解くことの力以外に、
次々と仮説を立てて、試していく力を育むプログラムが必要です。

ここ数年「探究学習」というワードと共に、様々な取り組みをされている学校が増えてきましたが、
何を学びのゴール設定としているのかが不明瞭なケースや、教科学習の延長のケース、
調べた事をプレゼンテーションをして終わりにするケースが多いと感じています。

本プログラムは、まずは触って学んでから、考えて知る新しい学びへ!
「知る」で終わりにならない、「考える」「分析する」「解決する」を学びの中心に据えたプログラムとなっています。
座学とハンズオン、フィールドワークの「インプット」と「アウトプット」を交えた学びによって、
「課題解決型」から「問題解決型」の能動的に学ぶプログラムを用意しました。

「MIGAKU」は、「未学」の分野を、「磨く」楽しみとともに、思考と学びを深めます。
「MIGAKU」の世界へようこそ!

※VUCA=Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のこと

特徴

About

「教科横断型の学習カリキュラム」
+
「答えを教えない学び」
+
「問題解決プログラム」

まずは、実際に手を動かし、
体験してから、考え、知る。
子どもたちが、失敗を怖がらずにトライ&エラーを続けて学びを深めるプログラムです
Inquiry-based-leaning_探究学習
先生方、こんなお悩みは
お持ちではないでしょうか?
「探究しようとしても、生徒たちが答えを最短で出すことだけが学習だと思っている」
「探究の時間は、生徒たちの「やらされてる感」の表情が多い」
「議論が進まなかったり、議論だけで時間がかかってしまい、座学と変わらない」
「指導者が「口出し」をしたくなってしまうレベルで終わってしまう」
「考えをまとめて、プレゼンすることが多くなってしまっている…」
「動画を見て、キャリア学習だけで終わってしまう」
だからこそ
MIGAKU-ibl_探究学習コンテンツ
先生の役割は、
“指導者” ではなく
“ファシリテーター”
本プログラムは、生徒たちが能動的に考え、調べ、学び、行動していくために、学びのプロセスを【触って学んでから、考え、知る】というプロセスが特徴の、「教科横断型」の探究プログラムです。
絶対解のない問題に対して、先生も一緒に楽しみながら答えを探してください。

探究学習プログラム

Contents
探究学習のテーマとして、
4つのプログラムを用意しました。

Google Earth Engineを使って
地球規模の課題を考える「衛星画像解析」、
エネルギーの生産から消費までを体感する「エコ電」、
宇宙線を測定し分析する「宇宙線」、
そして、音を可視化して分析する「音」。

多様なテーマで手を動かして
体験しながら考える探求学習です。
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衛星画像解析

「地球規模の課題」を、身近な自分事にする。
Google Earth Engine(GEE)を使った「SDGs × プログラミング × 探究」の総合学習。

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エコ電
「エネルギー」の生産から消費までを、自分たちで体感してみよう!
エネルギーの発電・変電・蓄電・消費を一度に学ぶ、体感型総合学習です。
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宇宙線
宇宙から降ってくる素粒子「宇宙線」を観測しよう。
簡易宇宙線検出器を使って、宇宙線の降ってくる頻度や角度などのデータを解析します。
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自分の声や演奏を「可視化」する。
ブラウザで動くスペクトルアナライザで、自分の声や楽器演奏の特徴を分析します。

対談

Interview

探究学習の素材となりうるテーマについて、
各分野の専門家の方々とのインタビュー対談。
多岐にわたるテーマのトレンドを知り、
その課題と未来について掘り下げます。
隔月更新でさまざまな分野を取り上げます。

対談5
ソニーグループ株式会社R&Dセンター
平井基介さん

ソニーグループ株式会社 R&Dセンターで、ディスプレイのエンジニアとして活躍されている平井基介さんが、ディスプレイ技術の変遷と現状に触れながら、工学分野はもちろん今後に必要な、世代や分野、地域を超えてつながる力、「共創」の重要性をお話しします。

対談4
惑星科学者/元・JAXA広報部
寺薗淳也さん

惑星科学者/元・JAXA広報部の寺薗淳也さんが、JAXAでの「はやぶさ」プロジェクトにおけるご経験も含め、自分のやりたいことに対し柔軟に変化をしながら、不確実なものに対して常に頭を回して向き合っていく重要性をお話しします。

対談3
MIT認定マスタートレーナー
石原正雄さん

MIT認定マスタートレーナーでもある石原正雄氏が、STEM教育のあるべき姿とこれからの時代にも求められる本質的基礎力、 コンピューテーションの考え方についてお話しします。

対談2
Paul scherrer institute PSI fellow
田中香津生さん

Paul scherrer institute PSI fellow 田中香津生さんが、素粒子研究者の立場から、研究を取り巻く環境と、これからの社会で求められる力についてお話しします。

対談1
国立環境研究所 江守正多さん

国立環境研究所 地球環境センター 副センター長の江守正多氏が、気候変動の問題解決に取り巻く現状と未来、我々がどのように考えていくべきかについて語ります。